CAL ARTIST COMMUNITY ★オーストラリアアートワークデジタル浮世絵師決定しました。
昨年末より、学生の為のアートワークに起用するデジタル浮世絵師を探させていただき、このたび、素敵なARTIST Kenji Iwasaki氏に決定いたしました。
オーストラリアのアートワークデザインチームからのご依頼は、日本の歴史を浮世絵として描き、動くデジタルアートで創作してほしいとのことでした。
最初「浮世絵師」として探させてていただきましたところ、皆様、日本の伝統を引き継ぐ素晴らしい版画家となられます。「現代調の浮世絵」をデジタルで描ける方はなかなかつながることができず、訪ねて3か月!
CAL ARTIST COMMUNITYを通じ、アーティストの方々、クリエーターの方々、ギャラリーの方々のご協力をいただき、やっと、ご縁あって探し当てることができました。皆様のご協力、誠に感謝いたします。
今回、学生むけの教材として、日本の歴史を紹介するとのご依頼です。
内容として、元寇~原爆投下~戦争終結までのデジタルイラストの作成です。
日本の歴史を紹介するのならば、「日本では、縄文文明は1万年もつづいた。小国分立のあと、大和朝廷がおこり、神武天皇が即位した皇紀元年は、西暦紀元前660年に当たり、今年は、 皇紀 2681年 になります。世界一歴史が古い国。 天皇の公家政権から、サムライ、武士の政権に転換し、戦国時代を経て、江戸時代の200年鎖国があり、武士の精神性が磨かれ、平和な元禄文化が花開く。江戸は世界トップクラスの人口100万人の循環型都市。当時は、寺小屋制度があり、識字率も世界一。知識欲旺盛、向上心もち勤勉な国民性」・・・などなどいろいろ切り口はあるのに、なぜ元寇?と疑問でした。
そこで、なぜ元寇なのでしょうか?と問いますと、
「指導要領である ・武士道の禅宗 ・名誉ある死 ・神風の文化的意義 ・賢明で勇気あるリーダーシップ ・部下に対するリーダーの義務 この条件を全て満たす歴史の事柄が元寇であるからだと考えています」とのことでした。
日本では、元寇について、神風によって二度も退散させることができ、日本は神風に守られる皇国であると信じられたと歴史では短く教えられているだけでしたが、これを機に鎌倉武士のことを調べましたところ、なるほど、オーストラリアデザインチームのおっしゃられるとおり、日本人のサムライ魂のルーツは鎌倉武士にあるのだと、驚き、再認識しました。元寇に対する鎌倉武士の勇猛果敢さ、用意周到な戦略、外敵相手に一歩も引かない国際的交渉力には圧倒されました。
我々は、海外に在住しますと、日本に住むよりも深く歴史や日本の文化、政治など深く考察するようになりますが、まさにこの着眼点には、脱帽です。
契約を締結してのち、オーストラリアデザインチームのこれからの活動として、詳細をいただきました。
「若者にリーダーシップの重要な原則を示す、さまざまな文化からの多くのアニメーションの1つになります。 まず、オーストラリアのいくつかの学校(中学校以上)にアニメーションを紹介し、これらのレッスンが現在の世界と将来にどのように使用できるかを生徒に尋ねます。 これは、私たちが行っているより大きなプロジェクトへの彼らの貢献になります! 私はこれらの回答のいくつかを取り上げて、私の会社が制作している演劇でそれらを使用します。 この演劇は、3つの文化が集まって互いに学び、課題を克服することです。 この劇では、日本、ネイティブアメリカン、オーストラリア先住民の文化が紹介されます。 アニメーションは劇でも使用されます。」とのことです。
とても素敵なご活動です♪
古代アボリジニ、古代ネイティブアメリカン、古代日本人に共通する高い精神性と、地球に対する深い慈愛とともに生きつつ進化成長するスピリチュアルなメッセージに共感します。
これからのご活動を我々、ColorArtLabでも紹介させていただきたいと思っております。
ColorArtLabのテーマは Colorfulness Happyness 色彩で幸福に。
崇高な精神性をもつArt文化と、ユニークさ、楽しさ、そして人々の彩り溢れた多様性のある生き方を応援しています。
今回のプロジェクトを通じて、日本の歴史を担当し描いてくださるデジタル浮世絵師岩崎さんの作品がオーストラリアの学生の目に触れることで、 ますます国際交流の礎になられると幸いです♪
Kenji Iwasaki氏の鋭意作成、そしてご活躍を応援しています。
CAL ARTIST COMMYUNITY
ColorArtLab
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